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マイクロアレイデータ解析の「実践的」チュートリアル

GSE97918

このチュートリアルは、ウェットの生物学・医学・農学系研究者がマイクロアレイのデータ解析を学習することを想定し、データの取得から生物学的解釈まで一通りの流れを解説したものです。マイクロアレイのデータ解析についてよく知らない人ほど、正しい解析方法というものがあって、正しく解析された結果を取得したいと考える傾向があります。GSE97918は、データ解析がそのようなものではないということを学べる良い...

RNA-Seq データ解析の「実践的」チュートリアル

RNA-Seq Data Analysis Tutorial

このチュートリアルは、生物学・医学・農学系研究者がRNA-Seqのデータ解析を学習することを想定し、発現量データ(数値のテキストファイル)のインポートから生物学的解釈まで一通りの流れを解説したものです。FASTQファイルから始める場合、FASTQから発現量を算出までのパイプラインを別のチュートリアルにまとめてありますのでそちらをご覧ください。 ここではSubio Platform という解析...

RNA-Seq データ解析のための、正規化のプリセット・シナリオの解説

An RNA-Seq data analysis procedure, slightly different from microarrays'.

これは Subio Platform でRNA-Seqデータの正規化・前処理を行う手順の解説です。R/Bioconductorなどを使われている方にとっても、下記のコンセプトを理解することは有益です。 正規化と前処理の適切なやり方を見つける。 Download Subio Platformでは、下記のプリセットのシナリオを用意しています。データに合わせて選択し、それをベースにデータの特徴に合...

Paired T-test で解析するにはどうすればいいですか?

Paired T-test

患者さんのデータを解析するとき、個体差が大きくて知りたい要因の効果を検出することが難しいことがよくあります。もし、同じ患者さんから比較可能な2種類のサンプルを取れるなら、そうすることで検出力が大きく向上させられる可能性があります。というのは、それぞれの患者さんにおけるコントロールと比較対象の差を取り出すことができますので、その差の平均値と分散を解析することで、個体差に惑わされることなく調べた...

ANOVAにより発現差のある遺伝子を抽出する

Extracting differentially expressing genes (DEGs) by ANOVA or more

グループ間で、統計学的有意に発現差のある遺伝子を抽出する。 Download 2郡間で発現差がある遺伝子を知りたい場合は、T検定を使いますが、3つ以上のグループ間で発現差があるかどうかを知りたい場合はANOVA(分散分析)を使うように、と統計学の教科書では言われています。(現実の解析における対応は別として) ANOVAを実行すると、p-value または BH FDRにより補正された q-...